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49 手塚治虫とブロイヤーチェア

2012/01/14

古い話になりますが手塚治虫は1950年代に描かれたマンガ『鉄腕アトム』の中で、未来社会のイメージとして、マルセルブロイヤーのカンティレバーの椅子を使っているシーンがあります。当時としては、早い時期での紹介と思われるし相当家具も勉強していたのではないだろうか。(ちなみにこの椅子は1927年にデザインされたものだし、テレビも普及してない時代を思えば、すごいことだったと思う)詳細は『20世紀をつくった日用品』(柏木 博)を参照されたい。

48 ‘心の栄養’

2012/01/13

漫画家の赤塚不二夫がこんなことを書いていました
「たとえば、ぼくたちの若いときの‘心の栄養’は、手塚治虫先生の教えによるものだった。手塚先生が、ちゃんとした漫画家になりたかったら「一流の映画を観て、一流の音楽を聴いて、一流の舞台を見ろ」と言ってくれた。手塚先生は神様で、ぼくたちは無条件で尊敬していたから、その教えは一生懸命に守った。たとえばぼくは、評論家になれるぐらい、クラシック音楽をよく聴いた。」「手塚先生がなぜ音楽を聴けと言ったのか、後になって気がついた。漫画のコマの運び、コマのテンポというのは音楽なのだ。先生はとっくにそのことに気がついていた。‘手塚治虫’のすごさに、そのときあらためて身を振るわせられた。」
今はなんでもすぐにわかってしまう時代だが、本当に自分自身の‘心の栄養’になってるかは疑問だ。

47 「かあさんのいす」

2011/12/12

北海道新聞 11月24日 卓上四季 からの抜粋
「震災からの復興に苦闘する人たちのニュースと重ねて思い出す絵本がある。」「豊かな家庭ではない。火事に遭って家財を失い、アパートに引っ越す。食堂で懸命に働いて家計を支えるかあさん。3人は、大きな瓶に小銭をためる。かあさんが体を休める‘世界一’の椅子を買うのだ」「こつこつ貯金して買うのが椅子、というのがいい。家具のなかでも椅子は、特別の存在と思うから」
全てを失いゼロからスタートされてる人々に思いをはせるなかで、恵まれた今の自分を見つめ直し続けたいと思う 
ベラ・B・ウィリアムズ著(あかね書房)

46 ロゴバ東京

2011/12/12

丁度デンマークの名作椅子の展示会もあったので立ち寄ってみました
フィン・ユールをはじめ家具デザインの巨匠の名品を前にすると北欧家具の伝統と家具へのこだわりを再確認させられる思いでした

45 ウィーン工房1903-1932

2011/12/09

1903年建築家のヨーゼフ・ホフマンを中心に「当時、世の中に流布していた粗悪な大量生産品を廃し、質の高い職人の手仕事を理想と」して制作から販売までを一手に引き受けて数々の商品が生みだされていきました
作品の前に立つと100年ほど前の人々の息吹を感ぜずにはいられません

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